アクロバットが選ばれる7つの理由

アクロバットは東南アジアを中心とした日本国外で700件以上の設置実績を有しています。
また、2022年1月から完全施行となった「フルハーネス型墜落制止用器具(安全帯)」の着用義務化に伴い、国内からの引き合い数が激増し、毎月のように設置実績が増えている状況です。

そこで、アクロバットが選ばれる7つの理由を以下にまとめましたので、検討のご参考にしていただければと思います。

1.パススルーによるスムーズな移動

アクロバットの最大の特長のひとつは「パススルー」によるスムーズな移動です。

通常、親綱にランヤードフックをかけて移動する場合は、必ず二丁掛け・フックの掛け替えが発生します。
しかしアクロバットの各製品は独自機構のパススルーにより、フックの掛け替えを必要とせず、目的地までスムーズに移動することが可能です。

「フックの掛け替えが面倒なんだよね…。」
「忙しい現場で二丁掛けなんてやってたら効率が悪くて…。」

というお声は現場からかなり多くいただきます。
面倒だという気持ちが事故を発生させてしまうケースも多くあると想像できます。

アクロバットのパススルーを一度体験すると、もうアクロバットのない現場には入れません!

2.自由なレイアウト設計

屋根上には軒先や天窓などの危険箇所がいくつもあり、多くの事故は危険箇所への接近や不認知から生じています。

「天窓を踏み抜かないように作業者を近付けたくない…。」
「事故防止のため、作業者の立ち入りルートを制限したい…。」

そのため、上記のような課題を抱えている安全対策の担当者さんは非常に多いと感じています。

安全担当者さんは

アクロバットは従来の親綱では実現が難しかった自由な配置設計が可能で、作業者の移動範囲を制限することが可能です。(レストレイントシステム)

カーブを作ることはもちろん、始点から目的地までのルートを自由に設定することで危険箇所に作業者を近付けずにスムーズな移動を実現します。

日本でこれから普及するであろうレストレイント機能を有し、”落ちないための環境づくり“を主眼に開発されています。

3.EN規格に準拠した高い安全性

日本ではまだ落ちないための対策「レストレイントシステム」に関する統一規格が存在しません。

一方で安全対策の先進国である欧州では、EU(ヨーロッパ連合)域内に「EN規格」という欧州独自の統一規格があり、European Standards(ヨーロピアンスタンダード)とも呼ばれています。

アクロバットは、レストレイントシステムの機構においてEN規格に準拠しており、いくつもの厳しい強度試験をクリアしています。

また、日本国内においてもEN規格の基準に合わせた「引張強度試験」「落下阻止性能試験」を実施しており、安全性の確認を徹底しています。

>>国内で実施した試験の詳細はこちら

大切な生命を守るための設備なので、しっかりした数値データをご提供できることがご安心材料となり、アクロバットをお選びいただいております。

4.豊富な設置実績

マリーナベイサンズとマーライオン

アクロバットはメーカー所在地であるシンガポールを中心に国外700件以上の設置実績があり、その中には”マリーナベイサンズ”や”シンガポール国際空港”など、世界的な象徴建築も多く含まれています。

日本国内においても2020年3月の販売開始以来、コロナ禍において300件を超えるお引き合いをいただいており、100を超える現場調査・詳細設計を行っています。設置実績は数十件とまだまだこれからですが、自治体/官公庁様や大手上場企業様、公共関連施設を中心に毎月設置件数を伸ばしている状況です。

豊富な実績から、御社の建物に最適な安全対策を企画・立案することが可能で、「そもそもどのように安全対策をすればいいか?」というご相談から始まり、アクロバットをお選びいただくお客様も多くいらっしゃいます。

5.幅広い屋根・屋上への対応

工事中の東京駅

「安全対策はとりたいが、どうにも設置方法がなくて…。」
「屋根上に安全対策をしたいが、穴を開けるのは防水の観点から難しい…。」

上記のような、現場状況や屋根材などの事情によりうまく安全対策が取れず困っている現場安全対策担当者さんからの相談をよくいただきます。

アクロバットは、国外での豊富な設置実績と国内の屋根に精通した自社設計士による独自設計により、日本国内のほとんどの屋根・屋上への設置に対応しています。

ハゼ式折板屋根であれば、専用金具を使用することで屋根への穴開けも不要です。

弊社スタッフによる現地調査へのフットワークの軽さ、社内の専門設計士の迅速な図面化は非常に好評をいただいており、おかげさまでご相談いただく屋根のほとんどに設置をさせていただいております。

6.設置後も安心の設計寿命/製品保証/年次点検

アクロバット製品の期待寿命は10年とお伝えさせていただいており、基本の製品保証が1年つきます。

使用可能年数はもちろん設置場所の環境によって変動しますが、通常使用においては問題なく使える年数だと自負しております。

また、アクロバットは”設置したら終わり”ではなく、毎年の年次点検を行い、ワイヤーの張力や各設備の状態を確認します。

しっかりと定期点検を行うことで、万が一の際にしっかりと性能を発揮できるようにするとともに、年に一度は高所安全対策の状況や作業者の安全について考えていただく機会を設け、油断せず事故のない現場づくりをするための啓蒙になればと思っています。

設置後にも継続して安心・安全を意識し続けられる取り組みが、アクロバットをお選びいただく理由のひとつとなっております。

7.”高所安全対策を常設する”という新たな価値観の創出

高所作業があるところには、常に安全対策の問題がついて回りますが、日本の高所安全対策はまだまだ”仮設”が主流です。

仮設での安全対策は、毎回検討して実施しなければならず、時間とコストが馬鹿になりません。

また、仮設の場合、仮設の安全対策を設置する際の安全対策はどうする?という根本的な問題が生じることに加え、安全対策にかかわる費用を誰が負担するのかという問題も同時に発生します。

定期的な高所作業が必要となる場合は、建物の所有者が率先して安全対策を”常設”し、自社の建物において事故を起こさせないという意思表示を行うことで、作業者は安心して作業にあたることができます。

安全対策を人任せ・業者任せにせず、自社の問題として捉える価値観を作ることで、高所作業時の事故を減らせると弊社は考えており、この考えに共感いただける企業様にアクロバットを選んでいただいております。

高所安全対策を常設する必要性について詳しくはこちらのページもご覧ください