高所作業時に使う「安全ブロック(セーフティブロック)」の種類や正しい使い方・利用シーンをご紹介します!

ひらの

高所作業時の事故を「ゼロ」に!
株式会社G-Place 設備資材事業グループの平野です。
弊社では現場での高所事故を防ぐべく、年間のべ50件以上の現場にお邪魔し安全対策のご提案をしています。
この記事では「安全ブロック」についてまとめてみました!
ぜひご参考にしていただければと思います。

安全ブロックとは

TOWA くるくるキャッチライフライン 安全ブロック
TOWA社 安全ブロック クルクルキャッチライフライン

安全ブロックとは正式名称をリトラクタ式墜落阻止器具といい、セーフティーブロックとも呼ばれます。

この安全ブロックは梯子・電柱・ビル・橋梁・ダム・工場施設・鉄塔といった高所作業場所で昇り降りする時に、作業者の墜落を防止するため使用される器具です。

作業者が万が一、昇降中に足を踏み外したりバランスを崩したりなど落下事故の際には、瞬時に安全ブロックのワイヤロープやベルトに対しロック機能が働きます。

作業者の落下事故を未然に防ぎ、また衝撃の負荷を軽減することができます。

ロック機能については、自動車のシートベルトをイメージして頂ければ分かりやすいかもしれません。

安全ブロックの種類と特徴

一口に安全ブロックといっても、作業場所が多岐に渡るように、その用途によって安全ブロックの使い分けをすることができます。こちらでは安全ブロックの種類と特長を簡単にご紹介できればと思います。

ショックアブソーバ付き安全ブロック

安全ブロックにショックアブソーバが付随しているものです。

安全ブロックは基本的にどの商品も急な動作(落下時など)には瞬時に作動するブレーキシステムが働いていますが、こちらの安全ブロックは落下が限界を超えた場合にはショックアブソーバが作動し、作業者のが地面に激突するのを防ぐのが大きな特長です。

用途として橋梁、鉱山、造船所、建設・土木工事現場など幅広い高所作業場所において使用することができます。

作業者の衝撃負荷を大幅に軽減するため、安全性が高い商品といえます。

一般的な安全ブロック

ショックアブソーバ付きのものと比べて、商品自体の重量や長さがコンパクトになり、より幅広い作業場所に対応することができます。

TOWA クルクルキャッチライフライン6m

・軽量型安全ブロック

上記2つと比較してさらに小型で軽量化した安全ブロックです。
コンパクトで持ち運びに非常に便利です。長さが3m程度の商品もあり、その高さに適した昇降作業時に使用できます。

TOWA クルクルキャッチライフライン3m

そのほかにもワイヤータイプとベルトタイプ、各種素材が金属性や樹脂性のものなど各種メーカーによって様々な安全ブロックが用意されています。

安全ブロックの利用シーンと手順

安全ブロックは梯子や電柱、建設現場などの昇降時にそれ自体を高所作業所の上方に取り付け、他方のフックを作業者の墜落防止用具に接続して使用します。利用する際は以下のような手順で進めます。

出典:株式会社レント様HPより(https://www.rent.co.jp/sanki/01data/anzen_block.htm

1.梯子などの昇降作業場所にて安全ブロックの接続先を選定する。

  Point. 接続先は作業員の頭よりも高い位置を選びます。

2.安全ブロックのフックを作業者が着用する墜落防止用具のD環や丸環に引っ掛けて

  接続する。

  Point. 安全にロックが作動するかを事前に確認します。

3.作業者が手足4点のうち3点を支持して昇降する。

安全ブロックで防げる事故

安全ブロックを活用することで以下のような事故を防ぐことができます。

  • 手足が滑り、梯子昇降中に墜落
  • 風に煽られて梯子昇降中に墜落
  • 荷物などを持ちながらなどでバランスを崩し墜落

手足の滑りや天候の影響ではいくら気を付けていても落下の危険があり、その万が一の事故を想定して危険から作業者の身体を守る役割が安全ブロックには備わっています。

また、梯子の昇降は3点支持が決まりとしてあるため、本来荷物を持ちながらの昇降はNGですが、3点支持を守った上で、どんな場面でも安全面を考慮して安全ブロックを活用して頂きたいと思います。

タラップ(固定はしご)の昇降時の安全対策には、アクロバット 垂直型ワイヤータイプもオススメです!

こちらのコラム記事も参考にしてみてください!!

まとめ

今回は「安全ブロック」についてご紹介させて頂きました。

安全ブロックは種類も各種メーカーによって、様々なタイプや形状・素材を使用しているものが用意されていますので、作業場所に適した安全ブロックを選んで頂きたいと思います。

また、梯子昇降中の事故は墜落・転落災害の中でも一番件数の多い事故です。(出典:厚生労働省 平成23年~27年 統計資料より)

事故の原因は不慮のものや天候など様々なケースが考えられるため、万が一の事故のために高所作業の昇降を安全に行えるよう、フルハーネス型墜落制止用器具はもちろんのこと、安全ブロックや転落防止システムを活用して安全に作業を行って頂ければと思います!

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